V100やV200などを所有するLenovoユーザーではあるものの、ThinkPadシリーズは今迄に一度も自己所有したことがない。
筐体の堅固な造りやトレードマークの赤いトラックポイントなど魅力は少なくないが、中途半端な画面サイズや意外に高い価格がThinkPad購入に踏み切らなかった理由だ。
なのに今回X121eをポチッてしまった最大の理由は価格だ。

キャンペーン価格は39,900円とこのクラスでは他メーカーと比べても遜色の無い価格設定だ。
しかも、毎週のように繰り返し実施されるEクーポンを適用して約35,000円で購入することが出来た。
ちなみに終了してしまった直近のEクーポンを適用すると33,915円という価格で、これはまともに動作するノートPCなの?というくらいの値段だ。
今迄、LenovoのノートPCはWebで注文すると納期はだいたい2週間以内と告知され、1週間~10日程度で納品されたように記憶している。
今回も同様にWebでの購入だったが、注文を確定させたのが11月1日だ。
この時点で納期は4週間以上と表示されたが納品されたのは11月30日、ほぼ告知通りの納品となった。
タイの洪水でHDDの品不足と価格高騰は深刻で、告知よりも納期が長くなるのではないかと若干の不安を感じていたのだが、杞憂に終わった。
パッケージを開いてX121eを起動して一番最初にびっくりしたのはGoogle Chromeが標準のブラウザーとしてプレインストールされていたコトだろうか。
もっとも、Windows以外、Lenovoのユーティリティープログラムを除くとアプリケーションは何も入っていない。
一般的なアプリとしてはiフィルターとノートンInternet Security位だ。
ノートンInternet SecurityはPCを起動するとアクティベーションが実行されるのだが、1ヶ月限定のお試し版なので注意が必要だ。
また、Officeソフトは付属していないので価格だけを見て思わずポチってしまい、Officeが無いことにショックを受けないよう、これも要注意だ。
Open Officeなどのパッケージを使用する事を想定しているか、Officeパッケージを別途用意できるユーザー以外は、Officeソフトウェア(Professional 2010が21,000円)を追加しておくことをおすすめする。
さて、何はともあれキーボードだ。
キー配列は標準的な6段配列なのだが、右上のキー配列のどこを探しても「Ins」キーが見当たらない。
というか、「Ins」キーが無いキーボードなのだ。
「Ctrl」+「Ins」や「Shift」+「Ins」を日常的に常用する身にとって、「Ins」キーのないこのキーボードは抵抗がある。
「Ctrl」+「C」や「Ctrl」+「V」を使えという暗黙のプレッシャーなのだろうか。
タッチパッドは手前を押し込むとパッド自体が沈み込んでマウスボタンのクリック動作になるタイプだ。
操作に慣れないとクリックやダブルクリックの操作がスクロール機能になってしまったり思わぬ場所にマウスポインターがジャンプしてしまったりして、余り使い勝手が良いとは言えない。
慣れの問題か。
Windowsエクスペリエンスインデックスは以下のとおりだ
プロセッサ 3.4
メモリ(RAM):5.3
グラフィックス:4.1
ゲーム用グラフィックス:5.7
プライマリーハードディスク:5.9
ディスクのパフォーマンスはこの数値よりかなり下回っている感じがするのだが、それもプロセッサーのパフォーマンスに引きずられているのかも知れない。
とはいえ、さすがにNetbookでもこの値段で購入できるかどうか怪しい事を考えればコストパフォーマンスは抜群だ。
もっとも、Officeはオプション扱いなので「Microsoft Office Personal 2010」を追加するには21,000円の追加が必要だ。
35,000円で購入できる(12月4日現在のクーポン適用価格は33,915)PCとOfficeソフトの21,000円は何ともアンバランスな印象だ。
とにかく低価格のPC、というならOpen Officeなどを使用すれば良い。
駆動時間3.5時間の3セルバッテリーモデルで重量は1.4Kgmだが、持った感じはとても軽く手になじむ。
天板にラバーコーティングのような柔らかな素材が貼られているため、手に持った時の安定感というか手に馴染む感じが高いのも好印象だ。
モバイルユースとして3セルバッテリーはいささか心もとないが鞄に入れて持ち出したくなるPCではある。